大学最後の年、私は就職活動に励んでいた。
面接官①「部活と勉強、全体を100とするとどれくらいの比率で力を入れてましたか?」
私「もちろん100対100、文武両道こそが人生のテーマです🔥」
面接官①②③「・・・・・・。」
いかにも“文”が弱そうな回答である。
この直後、面接官①と②と③から卒業論文の内容について質問責めの応酬に遭い、面接はあえなく撃沈する。
運良く他の会社に採用され、食いぶちに困ることなくなんとか生かしてもらっている。今年で社会人二年目だ。
浪人して大学に入り、大学でも留年したので、会社に入る時には24歳になっていた。
そして会社の研修中に25歳を迎えるわけだが、その時ふと気がついた。
人生の1/3が過ぎてしまったのだ。文も武も何も極めぬままに。
死ぬ間際、己の人生を振り返り何を思うのか。ひょっとしてやり残したことだらけではないのか。
人生は長いものとばかり錯覚していたが、いきなり現実を突きつけられた気分だった。
以前にもこれと似たような感覚があった。
高校最後の夏である。
甲子園で活躍している高校球児たちが全員同級生か年下になってしまった時だ。
幼い頃は、高校に上がれば自分も当然に甲子園に出場し、家族友達やクラスメイトの声援を背に活躍できるものだと思っていた。
成長するにつれ、きっと無理なんだろうと思いつつも現実を受け入れきれず、夢の舞台から目を背けて過ごしてきた。
それが高校最後の夏、もう甲子園の舞台には立てないことが突然に確定してしまったのだ。
本当はとっくに分かっていたはずなのに、その日は絶望し一日中塞ぎ込んでしまった。
サッカー部なのに一日中塞ぎ込んでしまった。
しかし、立ち直るまでに意外と時間はかからなかった。
待ち受ける大学生活が誰よりも充実し、人生最高に輝ける瞬間になると信じていたからだ。
半年間の猛勉強で京都大学に入学した後、アメリカのイェール大学に編入。そして現地で企業。ビジネスで成功し西海岸に移住、ビバリーヒルズに庭付き一戸建てを建てる。
と、ここまでが大学を卒業するまでのプラン。
それから6年が経ち、やっと大学を卒業したわけだが、言うまでもなく一つも達成していない。(京都大学には願書すら出していない)
そして、社会人一年目。。。
同じことの繰り返しである。
最近になってようやく時間が有限であることに気づき始めた。
人生の短さに気づいた今、立ち止まっている暇などない。
これからは今までに達成しておくはずだったことを全て達成し、これから達成したいことも全てやり尽くす。
人生は絶えず愉快だが、あまりにも短すぎる。立ち止まっている暇などないのだ。
夢を描いたら即実行!
そんなことを思っている時に、大学からの友人であるきょんからWebサイトを作ろうと誘いがあった。
自分の目標を読んでいるかわからないあなたに宣言することで、少しでも達成の助けになるのではないかと思ったわけだ。
当ブログでは、3ヶ月と期間を定め、各々がテーマに基づき様々な挑戦をする内容となっている。
私のテーマは「文武両道」
これをテーマに人生を飽きるまでやり尽くそうとここに誓おうではないか!!
ここまで読んで下さったあなたは天才です。
ありがとうございます。
ーKー
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